ウェグナーとベアチェア
ウェグナーといえば、2007年に92歳という
生涯を閉じますが、その晩年に気に入って座っていたと
いわれるのがベアチェアなのです。
シンプルかつ無駄のない美しいデザインが多いウェグナーの
椅子ですがベアチェアは、シンプルな美しさというよりは、可愛らしい印象を持ちます。
もちろんウェグナーがデザインする椅子ですから見た目だけではなく、座り心地は抜群です。
特に安楽性が良く、どんな体勢で座ってもとってもリラックスすることができるのです。
おそらくウェグナーがこの椅子を晩年デザインしたのは、
自分の体が弱っていったことにも関係があるのではないでしょうか?
そのため安楽性にこだわっているのでしょう。